2008年12月10日

トピックス(最近注目の話題をピックアップしてお伝えしてまいります)

国土交通省、リコール勧告に従わない車改造業者(グローバル)を初公表

国土交通省は愛知県豊橋市の車改造業者(株)グローバルが、トヨタハイラックス(型式S-LN106、KB-LN106)の荷台部分にキャンピング車を取り付ける改造をおこない販売したが、約1トンの重量増に耐えられず車軸がに折れ、タイヤが脱落する事故が3件発生したと発表しました。

グローバルは、急速な経営状態悪化のため、破産手続きを検討中で対応(リコール)できないと回答したため、国交省は企業名を公表した。今後もリコール勧告に従わない場合、国交省は刑事罰が科せられる命令に踏み切るといっています。

因みに、リコール命令に従わなかった場合の罰則は、違反した者には一年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金、又は併科(道路運送車両法106条の4①)、法人に対しては二億円以下の罰金(道路運送車両法111条①、法人両罰)です。

自動車のリコールは、メーカーが安全性に欠陥がある車を自主的に回収し無料で修理する制度ですが、経営状態を理由にリコールを拒否するのは初めてのようです。(リコール隠しというのはよくあるのですが・・・)

この法律は、消費者の保護を目的に強化されたはずだったが、リコールできないと拒否された場合は無力であり、「社名を公表するぞ」と脅してみたところで、会社を破産・廃業してしまったのでは何の解決にもなりません。
改修費用(6~10万円)は所有者の負担となるので、消費者は泣き寝入りを強いられることになるでしょう。

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